視力矯正の新しい道具ICLとは?

スマホ依存症という言葉をよく聞くようになってから、問題になってることの一つに視力低下があります。

視力矯正の代表として、今まではメガネやコンタクトなど、眼の上からつけるものが利用されてきました。しかし最近では医療技術の発展により、眼そのものに治療を施し視力矯正を行う人が増えてきました。

その代表としてよく耳にするのが「レーシック」これは、高精度のレーザーで視力を矯正する手術です。しかしこの手術は誰でも受けられるわけではなく、レーシックで矯正できる度数に限度があり、高度の近視や乱視にはあまり効果がないといわれています。

そこで最近注目されているのが「ICL(眼内コンタクトレンズ)」です。これは、小さなレンズを目の中に移植して視力矯正し、裸眼視力を回復させる視力矯正手術です。レーシックと違い度数制限はほぼなく、基本的に18歳以上であれば誰でも受けられる手術となっています。角膜を触らない手術のため、術後クリアに見えないことやドライアイになることもありません。またもし問題が起こった場合でも、レンズを取り出し元の状態に戻すことが可能です。

デメリットをあげるとすれば手術費用がレーシックに比べて高額になること、そして担当医の指示に従い生活していれば基本的に問題ありませんが、感染症になりやすくなるという問題があります。